海上保安官の皆様に叱り方についての研修を開催させていただきました

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和歌山海上保安部で開催された叱り方についての研修に登壇しました

2018年2月26日
第五管区海上保安本部和歌山海上保安部でアンガーマネジメントをベースにした
叱り方についてお話をさせていただきました。
和歌山海上保安部の職員の皆様には3回目の講座となります。

毎年、午前と午後の2回の研修で
午前中は巡視船「きい」の乗り組み員の皆様対象。
研修会場も船の中です。

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目の前の小さな丸い窓からは海が見えます

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微妙な揺れを感じながらの2時間・・

酔わずに終われて良かった。

命を守るお仕事は１００％出来て当たり前。
９８％しか出来なければ出来なかった２％を徹底的に
追究します。
語気を荒げて「危険」を伝えることも必要かもしれません。
その場合は、怒りをぶつけられた方も理解はできます。
ただ、全ての場面でその怒りの強さが必要でしょうか。

あるいは、その強い表現、態度で
本当に伝えたい事が相手に伝わっているでしょうか・・

その辺りを丁寧にお伝えしました。

海上保安庁では、ここ２～3年で新任の職員の数を
かなり増やしました。
にもかかわらず管理職と若い世代を繋ぐ中間管理職の人数が少ないそうです。

管理職の皆様が、若い頃に叱られたその方法で
若い世代の人達を指導すると今の時代、「パワハラ」と言われる事もあります。

管理職の皆様は豊富な経験や知識を若い職員の皆様に上手に伝える
方法を、若い職員の皆様は叱られた時に必要以上に落ち込まない方法を
今回の研修でご理解いただければとても嬉しいです。

日本の国民と海を守る尊い任務についている自分をいつまでも
好きでいられるように、ぜひアンガーマネジメントをお役立てください。

ありがとうございました。

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